5月12日に、権利としての福祉を守る共同実行委員会が主催し、国会議員会館内での院内集会と議員要請を行ないました。全体で、210名が参加しました。
　★集会の様子は、こちら＞＞＞共同実行委員会ニュース　No．3

国会での審議状況

　国会の審議状況については、安全保障問題が大きく報道されていますが、厚生労働員会での審議では、労働者派遣法や年金情報流出問題で大きく揺れています。その中で、いまのところ、社会福祉法「改正」については、いつ審議が始まるか未定です。

FAXで、厚生労働委員に要請を

法案審議が始まったら、傍聴行動も呼びかける予定ですが、当面、厚生労働員宛てのFAX要請運動を行うことが、実行委員会で提起されました。法案の審議開始が遅れていることをチャンスとしてとらえ、厚生労働委員の議員に、全国各地から、社会福祉法人「改革」反対の思いを訴えていきましょう。
　★FAX要請書はこちら＞＞＞社会福祉法等の改正に対する要請FAX
　★要請先一覧表はこちら＞＞＞社会福祉法等の改正に対するFAX要請宛先（衆参の厚労委員）

　特に、保育分野では、一法人一施設といった、規模の小さい法人が多いのが特徴です。それぞれの地域で、地域の実情や要求に応えて作ってきた法人の歴史があることをふまえれば、一律に法人の大規模化を求めたり、法人の持ちだしで公益活動の義務付けて、公的な責任を福祉分野でも縮小するような今回の「改革」案には、大きな問題があります。
　可能な地域では、園長会の議題にも取り上げるなど、地域の保育関係者・社会福祉法人関係者にも、このような問題があることを伝えていきましょう。