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2013.12.02
保育新制度~公定価格の設定は、個別費目積み上げ方式と包括方式の折衷案か?

11月15日に開催された子ども・子育て会議の基準検討部会において、公定価格の設定についての考え方があらたに示されました。

基本的な考え方として、例1:個別費目積み上げ方式と例2:包括的な報酬体系の2案が示されていました。そこに、例3として例1・例2の組み合わせ、折衷案ともいうべき考え方が新たに示されています(下記の資料の20~21ページ)。

例2の包括的な報酬体系は、個別の費目が明らかにせずすべてをいっしょくたにするものです。個別費目積み上げ方式の方が、国の基準が示され個別の費目が明らかになることで、改善すべき内容や底上げをすべき内容が明確です。折衷案ではなく、個別費目の積み上げ方式を求めていくことが重要です。

公定価格の考え方については、保育情報誌12月号に論文が掲載されています。

資料はこちら>>>20131115公定価格(基準検討部会資料)